アクセサリーの固定の仕方

水晶や宝石などを枠やキャップに固定する方法は、

大きく4種類あります。

ブレスレットなどの様に、

石穴をあけて紐なりワイヤーを通すもの。

これは石を傷つけると同時に、

割れる可能性があるので、

私は行っていません。

元々穴の開いた玉は少しあるので、

それは場合によっては使いたいと思っていますが、

穴の周りが欠けやすいのも事実ですので、

選んで使う必要があります。

なので、現在私の作品にはありません。

creema pd014

写真のペリドットの様に枠をかしめて止める方法があります。

ジュエリーなどで爪で押さえるのも同じ方法だと考えます。

純銀は柔らかいので、

爪で押さえても外れてしまうので、

私は写真の様に周りをかしめて止めます。

宝石の場合、この方法を使います。

これと似た方法で、

creema tp001

このトパーズの様に枠の中に枠をはめ込んで固定する方法があります。

私はエポキシ系の2液混合接着剤で固定していますが、

より裏側を綺麗に見せるには、

外枠をうち枠に被せるようにする方がいいのですが、

石の固定がなかなか奇麗にできないので、

今の方法に至ります。

一番多用しているのは、

先にも書いた接着剤での固定です。

今の接着剤はとても強力で耐久性もありますので、

石に傷を付けずにできるので、

利用しています。

creema aq089

このようにキャップタイプには本当に強力で、

一度つけてしまうと外すのがほぼ不可能かと。

加熱すると接着剤は柔らかくなって外れやすくなるのですが、

成功は半々で、石を破壊してしまうことも。

特に水晶は空気や水分を内部に含んでいるとはじけることもあります。

なのでほぼ外れる心配はないです。

minne dc275

このプレートは、水晶に帽子の様に被らせているわけではなく、

水晶の側面に張り付けているだけです。

なのでキャップタイプに比べ接着力は弱くなりますが、

それでも相当強力で、

少しの加熱では外れませんし、

種劇にも相当な強度があります。

それと、

接着面をできるだけ凹凸のある場所を選び、

接着剤の強度が上がるようにし、

接着面も汚れを十分に取りより接着面が強くなるようにしています。

どのアクセサリーもそうですが、

出来るだけ強度は持つように制作していますが、

人の作るものなので完璧はございませんので、

手荒な扱いをされると壊れますので、

扱いは優しくお願いいたします。

水晶や宝石は硬いですが、

その分脆いです。

衝撃には弱いところもありますので、

お気を付けください。

上記の作品はminneさんのkyoutonemunoki's galleryとcreemaさんの京都ねむの木に出品中です。

他の作品も出品していますので、

興味のある方は覗いてみてください。

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