ねむの木の宝石アクセサリーについて

ねむの木では、身近な宝石を使ってアクセサリーを作っています。

宝石を嵌める枠やキャップはシルバー950や純銀を使っていますが、

石に関しては綺麗にカットされたルースではなく、

原石そのままのものや最低限の加工をしている石を原石テイストとして使ったりしています。

これはアクアマリンの原石です。

透明度が高く綺麗なのですが、やはり汚れや欠けている部分があります。

この石は残念ながらこのままは使えないのですが、

使えるきれいな原石もあり、そのまま原石アクセサリーとして作ったものもあります。

このアクアマリンは、原石テイストとして使うものです。

こう見ると原石との違いがあまりわからないのですが、

拡大しすぎなので、

目で直接見ればもっと綺麗です。

と言うのも、

原石の特徴をできるだけ残し最低限のカットや研磨を行いきれいにしています。

なので、上部は未加工なのでガタガタです。

ここはキャップで見えなくなるのと、

ガタガタの方が接着剤の付きがいいのと、

必要以上の加工はオーバークオリティーであり、

不必要に価格を高く設定しなければなりません。

加工をするにはそれなりの機械と資材、時間を使わねばならないので。

本来は宝石を使っているので、ジュエリーと呼ぶべきものですが、

そこまで加工度を上げた石を使用していないので、

私はあえてアクセサリーと呼んでいます。

一部ルースを使っているものもありますが。

本来ルースと呼ばれる石は上の写真レベルでないと。

ここまで磨くのは本職の方の仕事で、

一粒が万を超える値段になってしまい、

これに枠をつけるとなると、それなりのジュエリー価格になってしまいます。

日常使いで気軽に身に着けることができなくなってしまいます。

それは他の作家さんにお願いして、

折角原石が手元にあるので、

この特色を生かした作品を作りたいと思っています。

今回は例としてアクアマリンを取り上げましたが、

トルマリンやクンツァイト、ラピス・ラズリなどの原石もありますので、

それらを使って作っていきたいと思っています。

水晶も今後は原石のままだけではなく、

原石テイストバージョンもあってもいいかなとも思っています。

お守りアクセサリーではなく、アクセサリーとして。

お守りと考えるかアクセサリーと考えるかは、

持ち主の方がどうとらえられるかで自由ですので。

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