蛍光水晶アクセサリーの一部を紹介

紫外線を当てると光る宝石はいろいろあるんですよ。

ルビーも光りますし、ダイヤモンドもフローライトも。

ルビーはクロムの含有により光るそうですが、

水晶の場合は、蛍光する物質を含んだオイル(だと言われています)を取り込んでいるからです。

一目でわかるものやルーペで見ないとわからないものまでいろいろです。

先に紫外線と書きましたが、

紫外線は有害な紫外線もあるので注意が必要です。

私たちが日常使う紫外線はブラックライトと呼ばれ、

波長の長い紫外線を出しています。

これは人体に影響がなく、

いろいろな場面で利用されていますし、

市販もされていて簡単に手に入ります。

minne dc229

奇麗な形をした水晶です。

バックが暗いのでインクルージョンが分かりにくいのですが、

少し入っています。

インクルージョンが入っていないとほぼ光りません。

インクルージョンがあっても光るとは限りません。

なかなか気難しいです。

写真の方向が違うのでわかりにくいですが、

きれいに光っています。

日常では光っているのは見えないのがとても残念です。

水晶を見てもどこが光るのかよくわからない水晶です。

creema dc268

この水晶はどこが光るかよくわかります。

この金色の部分です。

多くの場合、黄色もしくは金色であるところが光ることが多いです。

これも全てとは言えないのですが(笑)

写真のように金色の部分全体が光っているのではなく、その一部が光っています。

それでも大きいので綺麗ですよ。

光る色はブルーに光るものが大半なのですが、

たまにオレンジや赤っぽく光るものもあります。

これは水晶の成分やほかのインクルージョンの色なども影響しているようですが、

はっきりとは私にはわかりません。

初めて見た時は違う色があるんだと驚きました。

creema dc276

とてもとクリアーなきれいな水晶で形も整ってます。

この水晶の様にインクルージョンがたくさんあると光る確率が高くなるのでうれしいです。

特に水晶がクリアーなのでより期待してしまいます。

この水晶、内部に三角形の平たい空洞があり、

その中に蛍光物質が入っていて光っています。

なかなか珍しい光り方というか、

何かのメッセージを感じますね(笑)

ほかの場所にも光るところがあり、

その光を純銀のプレートは反射して、底の部分が光っているように見えています。

ここまで強くは光りません。

今回は3つの蛍光水晶を紹介させていただきました。

原石のままアクセサリーにする所以はこういうところにもあります。

削ってしまえばオイルが無くなってしまうこともあり得ます。

水晶はそこそこの硬さがあるのですが、

加熱すると割れることがあります。

100度のお湯でも割れるので、

急激な温度変化にも弱いですし、

内部の水の膨張により、

弱い部分が割れるということも起こります。

なのでイメージ通りにきれいな水晶にできるかどうかは技術が必要です。

それでも、プロの加工屋さんでも内部まではなかなか把握できないと。

天然石の加工は紙一重だとも仰います。

見えないけれど光っている水晶。

なかなかロマンがあっていいと思うのですが。

紹介した水晶たちもそれぞれ個性があってきれいだと思います。

これらの作品はMinneさん内のkyotonemunoki's galleryやcreemaさん内の京都ねむの木に出品中です。

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