スケルタル(骸晶)クォーツ、エレスチャル水晶、ジャガレー水晶の見分け方

エレスチャル水晶も、ジャガレー水晶も骸晶構造によりできたものがほとんどなので、
(一部違う場合もありますが)

見分け方と言うか違いを説明して、

今後ねむの木が名前を呼ぶときのルールを示したいと思います。

実際にこれで完璧かどうかは異論があるかもしれませんが、

大筋では間違ってはいないと思います。

そもそも、骸晶構造という水晶などが成長する時の成長の仕方が基本にあります。

creema dc274

これが骸晶のオーソドックスな形です。

真ん中が凹んで周りが段々に高くなっている。

普通の成長は中心から大きくなっていくのがノーマルなのですが、

成長環境、

特に水晶が成長する時の周りの溶液の濃度が濃い場合に起こるそうです。


周りの溶液の濃度は一定ではありませんので、

温度などの環境も加わり、

その上に結晶が形成され、凹みがふさがれたりして、

奇麗な結晶形になっても以前の痕が残ったものがエレスチャルと呼ばれています。

minne dc243

水晶の中に山の様に幾重にも見える形、

これをエレスチャルと呼びます。

絶対にそうかと言われると、

違うタイプのものもエレスチャルと呼ばれるので、

これだけしか認めないとは言えないので、

私の中でのルールとしてこのタイプの骸晶をエレスチャルと呼びます。


このエレスチャルと言う呼び名は、

パワーストーン関係の方が使っておられた用語が一般化したもので、

本来はスケルタル(骸晶)と呼ぶべきなのですが、

逆に、パワーストーン関係の間ではスケルタルクォーツとは呼ばないそうなので、

ジャンルによる住みわけが混線したようです。

creema dc250


この凸凹した特徴がジャガレーと呼ばれるものです。

ジャガレー自体がポルトガル語(?)でワニ皮を指すそうで、

ワニ皮の様に凸凹がないとジャガレーとは本来呼べないのですが、

いくつかの水晶がくっついてワニ皮の様になったものや、

写真の水晶の様に溝などによって分けられた形のもの以外もジャガレーと呼んでいます。

これは水晶の最終段階の形とか言われたので、

凸凹、穴の開いたものをそう呼んだようです。

今はそういうものもジャガレーと呼ばれていることもあるので、

今後私は、ジャガレーは写真のようなワニ皮のようなもの以外はジャガレーと呼ばないルールにしたいと思います。

ワニ皮もいろいろなものがあるので、

他の方のものについては口出ししません。

ここに書いたことは今後の私の中でのルールということで。

これらの作品はminneさんのkyoutonemunoki's galleryとcreemaさんの京都ねむの木に出品中です。

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